■ご依頼の背景
世田谷区のお客様から「庭のナツミカンに小さな虫が大量発生して、葉っぱがどんどんボロボロになっている!」と、焦った様子でお電話をいただきました。大切にされている実のなる木の一大事ということで、スケジュールを調整し、即日現地へと急行しました。
■被害の原因
要注意の外来種「カラタチトビハムシ」:葉の裏に潜んでいたのは体長3mmほどの小さな黒い虫。これは近年、都内でも柑橘類(ミカン科)への被害が急増している外来種の害虫「カラタチトビハムシ」です。
・凄まじい食害スピード: 葉の表面をかじるように食べ尽くし、透き通ったような独特の食害痕を残します。放置すると、木全体の葉がまたたく間に茶色く枯れ込んでしまいます。
・迅速な薬剤散布でストップ: これだけ大量発生している場合は、手で捕殺するのは不可能です。木全体、そして特に虫が隠れやすい葉の裏側まで、徹底的に効果的な薬剤を散布して駆除を行いました。
(追記アドバイス)
「カラタチトビハムシは、成虫だけでなく幼虫も葉を激しく食害します。暖かくなる時期から一気に増えるため、『ちょっと葉っぱの様子がおかしいな』と思ったら早期に対策するのがベストです。柑橘類は実を食べる楽しみもある樹木ですから、使用する薬剤の種類や時期も、プロが安全を考慮して選びます。」
■被害状況



■職人のこだわり
害虫トラブルは「スピード」が命です。特に外来種は繁殖力が強いため、早期発見・即対応が木を救う分かれ道になります。作業後、お客様からも「すぐ来てくれて本当に助かった!」とホッとした笑顔をいただき、職人冥利に尽きる仕事となりました。