■ご依頼の背景
青葉区のお客様宅にて、毎年の定期剪定を行いました。今回の主役はキンモクセイです。「とにかく形を崩したくない」「いつもボサボサになるのが早いのが悩み」というお客様のご要望に合わせ、あえてこの時期を狙って剪定を行いました。
■作業のポイント
この時期に切ると「形が長く保てる」理由 :一般的にキンモクセイは春先(芽吹く前)に切ることが多いですが、今回はあえて「春の新芽が開いた後」にハサミを入れています。これにはちゃんとした理由があります。
次の伸びを優しく抑える 春の新芽が開いて新しい葉がある程度固まると、木は十分に光合成を行うことができます。このタイミングで剪定をすると、エネルギーを一度消費しているため、切った後に新しく出てくる枝の勢い(伸び)がグッと弱くなります。
綺麗な樹形が長持ち 伸びが緩やかになるため、生い茂るスピードが遅くなり、整った美しい形を長期間キープすることができます。
デメリットも正直にお伝えします この時期の剪定は形を保つのに最適ですが、新しく伸びる枝が少なくなる分、残念ながら秋の花の数は少し減ってしまいます。今回はお客様に「花の香りを少し楽しむか、毎日のスッキリした景観を長く保つか」をご相談し、美観を優先する形で作業いたしました。
■ビフォー・アフター


■職人のこだわり
木の特徴を理解し、お客様が「お庭に何を求めているか」によって剪定の時期や方法を変える。ただ切るだけではない、一歩踏み込んだご提案を大切にしています。